日本三景、あきの宮島は紅葉の頃が最高の行楽シーズンですが、開運を祈願するのは季節を問いません。厳島神社と荘厳な寺院群は、期するところあれば是非尋ねてみたいところ。
「神の島」
「神の島」と言われる強力パワースポットに魂が浄化されること間違いありません。日本人で訪れたことのない人がいなけば不思議なくらい。一度は訪れたことがある聖地・観光地ではないでしょうか。
かの日本一のスピリチュアルカウンセラー江原啓之さんも「かなりのパワーが出ている」と唸った龍神様も見逃せないスポットですし、島全体がご神体ともう言うべき開運のパワースポットです。
江原さんをして「全てを浄化してくれる神の島」と言わしめた強力な霊力は、お参りすればするほどご利益が頂けそうですね。
ただ、多くの場合、厳島神社🍀だけで終えているとしたら、残念なところです。今回は三菱の4代目社長の岩崎小彌太にあやかって、宮島♠の願掛けパワースポットをできる限り巡ってみたいと思います。
厳島神社と岩崎小彌太
岩崎小彌太といえば、知る人ぞ知る三菱財閥発展の祖であり、のちに近代日本企業の社是の代表作といわれる「三綱領」を作った人物としても有名ですね。
岩崎小彌太は、世界大恐慌の混乱や身内の相次ぐ不幸、自身の体調不良のどん底期を脱する頃の昭和8年に、宮島の老舗「岩葱」に宿泊しています。宮島は言わずと知れた厳島神社🍀があり、大鳥居から社殿と弥山の霊峰🍀を拝み、そして弥山と由緒ある寺院群を巡ったに違いありません。
ここで少し復習しておきます。
神社の創建と弥山
まず厳島神社🍀ですが、神社の創建は593年(推古元)と伝えられており、それより古い時代には弥山を中心とする宮島全体が神の島、ご神体として崇められ、次第に島の水際にも社殿が形成されてきた歴史があります。
神いつきまつる島(厳島)と古くからいわれてきました。社殿は平清盛により1146年に造営されたと伝えられ、社殿を波から守る色々な工夫が当時から出来ている、建築技術としても最高の技が織り込まれている、まさに世界遺産に相応しい立派な建築物です。現代の建築物と比較しても、理論上も大変優れているものです。
弘法大師
806年には、弘法大師が開基した最古の歴史を持つ「大聖院」💎があります。大聖院は、皇室との関係も深い格式の高いお寺で、強力パワーの十一面観音様をはじめ、一つだけ確実に願いを叶えて下さる「一願大師」💛など色々なご利益があることで知られています。 遠景に観音様が横たわっているようにも見えます。
そこから1時間40分くらいで弥山🍀山頂に着きます。ロープウエイなら高低差360mを数分で登ります。
伊藤博文に「宮島の真価は弥山の頂上の眺めにあり」と言わしめた風光明媚な地形風景や、大きな風化花崗岩の奇岩が神々しい巨石群として、神の宿る不思議な霊気を漂わせています。
弥山の守護神で、家内安全と商売繁盛に絶大な人気の三鬼大権現をまつる「三鬼堂」💎、本堂には虚空蔵菩薩、弘法大師が100日間求聞持の修業を行って以来1200年も消えることのない「きえずの火」、その火でたかれている霊水は万病に効くなど、ご利益は枚挙に暇がありません。
岩崎小彌太の「三綱領」
さて、岩崎小彌太の「三綱領」ですが、次のような内容です。
♠所期奉公 「国家社会の公益を図るべし」(社会公益に貢献)
♠処事光明 「手段を選ばす巨利を博する取引はするな」(フェアプレー)
♠立業貿易 「事業の根幹である対外貿易を忘れるな」(グローバル視点)
三菱グループポータルサイトには、この頃の岩崎小彌太の一句が記されています
「元日やひそかに立つる志」
ビジネスでの成功を祈願し、金運を得たい時は、是非あなたもこの秋には「安芸の宮島」に出かけてみませんか。
大聖院 [map addr=” 広島県廿日市市宮島町滝町210″]
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