元伊勢籠神社と眞名井神社🍀「天の橋立」のパワースポットを巡る 

国造りの時代、伊射奈芸(いざなぎ)命が天にかようため天に「はしごを造り立てた」、その梯子がよく知られた「天橋立」ですね。

日本海の静かで神々しい佇まいは「日本三景」の一つとしても、世に知れ渡ってきました。

江戸時代の有名な健康指南書「養生訓」の著者、貝原益軒の旅行記「己巳紀行」(金運・財運の神さま弁財天とのご縁に恵まれる旅日記)でも絶賛されたスピリチュアルスポットでもあります。

最近は「日本三景」といってもピンときませんね。 「日本三景」は「松島・天の橋立・宮島」の三景ですが、新日本三景(1915年)というのもあり「耶馬渓山・大沼・三保の松原」となっています。

ドローンの出現などで、日本を見渡す風景もまた違ったものとなりつつある昨今、「新々日本三景」なるものがあるのか気になるところですね。

1「天の橋立」はパワースポットの伝統ある「老舗」

話はもどりますが、「天の橋立」はただ風光明媚というだけではなく。国造りの時代からの「パワースポット」のいわば伝統ある「老舗」だということです

先ほどのように、神話の時代には「天の浮橋」といって、天と地をつなぐ橋、イザナギ・イザナミの命が国造りを行うために天と通じあうパイプとしての、パワーの通り道であったことは重要な意義を持ちます。

この地上での神域は後ほど紹介する「元伊勢・籠(この)神社」「真名井神社」そして天橋立に鎮座する「天橋立神社」です。

 

ここでちょっと歴史書を復習しておきましょう。日本最古の歴史書「古事記」の国造りのくだりの記述

天地初めてひらけし時、高天の原に成れる神の名は、天之御中主神・・・

“ここに天(あま)つ神諸(もろもろ)の命(みこと)もちて、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、二柱の神に、「この漂へる国を修め埋り(つくり)固め成せ。」と詔りて(のりて)、天の沼矛(ぬぼこ)を賜ひて、言依(ことよ)さしたまひき。

故(かれ)、二柱の神、天の浮橋に立たして、その沼矛を指し下ろしてかきたまへば、しほこをろこをろにかき鳴して(海水をコロコロとかき鳴らして)引き上げたまふ時、その矛の末(さき)より垂り(しただり)落つるしほ、累なり(かさなり)積もりて島と成りき。これオノゴロ島なり。”

ここに登場しているのが「天の浮橋」すなわち「天橋立」です。 このように、大古より地上と天界をつなぐパワールートであり、この地から伊勢神宮にお移りになられた天照大御神と豊受大神ゆかりの神社は、文字通り大変霊力の大きなパワースポットであることが、訪ねてみて再認識するに違いありません。

2「天橋立」へのドライブ

「天の橋立」には綾部JCTから綾部宮津道路に入り、宮津天橋立に到着します。 ここから府道9号線に出て天橋立までは有料道路(綾部宮津道路)経由で13分ほどです。

ここからは片側1車線で、かつトンネルまたトンネルで制限時速70kmと、ちょっとストレスがかかりますね。 ICを下りてしばらく街並みを見ながら走ります。

「天の橋立」付近に着きました。少し海岸沿いに歴史を感じながらドライブするのもいいですね。

3「元伊勢籠神社」と「眞名井神社」は聖地パワースポット

駐車場が比較的止めやすいのはどこか? と調べて山側の「元伊勢籠神社」に止めて先に参拝を済ませました。すぐ近くに「眞名井神社」もあり、こちらは参拝客が少ないですが是非立ち寄ってみたかったので行きました。ここはミステリーなパワースポットとしても紹介されています。

元伊勢籠神社眞名井神社は、民謡で「伊勢に詣らば元伊勢まいれ 元伊勢お伊勢の故郷じゃ」と謡われるように、天照大御神と豊受大神がこの地に鎮座されていたので、正に由緒のあるパワースポットといえるでしょう。

元伊勢籠神社の由緒の証の一つは「国宝の系図」、現存する最古のもので、国生みの神さま「イザナギ・イザナミ」大神から天照大御神(天皇家が祀る神)と共に豊受大神(海部氏の祀る神)に始まる「天皇家と籠神社海部家の関係系図」のことです。

この系図が示すのは、
天照大御神と豊受大神はその後伊勢神宮に祀られることになりますが、この地が神話の時代から聖地であったことは明らかですね。
神代の昔、籠神社の奥社の眞名井神社に豊受大神がすでに祀られており、天照大御神がそこに一時的ですが鎮座した、ということです。その後天照大御神が、続いて豊受大神が伊勢に遷座された訳ですが、大事なポイントは、ここが選ばれた場所だという事実ですね。

そして眞名井神社はヘブライの聖地エルサレムとの関連を連想させる六芒星のマーク(今は別の紋に代わっているようです)でスピリチュアルな人々を虜にして離しませでした。天照大御神と豊受大神そしてヤーウエの神が微妙な連携が想像をかきたてる超一級の聖地なのです。

真名井神社には霊力ある磐座に意識を向けるよう思念しることがお勧めです。また神水として有名な「天の真名井の水」にも触れておくといいですね。

不思議なことがよく起こったといわれる神代につながる、神秘なパワースポットだということは間違いないですね。

ご利益を授かりたい方は →元伊勢籠神社HPへ

元伊勢籠神社でのお参りでは、境内にパワーの詰まった「さざれ石」がありますから、是非手で触れてみることをお勧めします。

さて、
「天の橋立」の伝説によれば、高甘原にするイザナギの命がこの地に済むイザナミの命にあうために、天の橋立よりこの地上に降り立ったと言われています。一方「昇竜伝説」もあります。

4「天の橋立」が昇竜に

次は、歩いてケーブル乗り場にいき、そこから天橋立を眼前に見える文殊山山上へ。股のぞきもやって、「天の橋立」が昇竜に見えればエナジー充電完了です。

 

さて、神聖なパワースポットの三社巡りで最後は「天橋立神社」。こちらは天の橋立の中にひっそりと佇む神社で、恋愛成就のパワースポットとして知られています。残念ですが、ランチは車で立ち寄れるところ、と決めていたので、「天橋立神社」は次の機会に、としましょう。

お参り後は不思議な爽快感がいっぱいになります。

帰りは、ランチできそうなところを探しながら、うろうろとドライブして、雰囲気のいいレストランを見つけました。「オーベルジュ天橋立」という西欧風の宿泊できるレストランです。そしてフレンチがリーゾナブル。美しい景色とともに、天の橋立にまた来たいとの思いをかきたてるものとなりました。

次の訪問では「天橋立神社」のほか、周辺の観光地も巡って見たいですね。

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