幸せな金持になる秘訣「ユダヤ人大富豪の教え:直感を磨く」検証❹






前回までの検証は、
 
 第1 「社会の成り立ちを知る」
 第2 「自分を知り、大好きなことをやる」

と大きなテーマでしたが、今回からは、具体的な方法論にはいります。

 

第3の秘訣「ものや人を見る目を養い、直感力をたかめる」の検証

クルーザーで本田氏を海に連れ出したゲラー氏はいいます。
成功するのに必要なものは

♠「流れを読む力、物事を奥深く見通す力」

だというのです。これがないと、タイタニックのような大きな豪華客船でも沈む。小さなヨットなら、潮と風の読み間違いは致命的となるのです。

まさに納得ですね。
そして力説します。

「社会の流れ、お金の流れを予測すること。これに全神経を使う」

これが、財をなす者には必須なものだそうです。

具体的には、「景気、日本はピークなのか底なのか、世界はどうなのかなど5年あるいは10年単位で大きな流れをつかむ」こと。

さらに自分の人生の上り下りのサイクル。
運気下り坂で勝負すればとんでもない失敗になるので嵐が過ぎるまでじっと我慢する。そして運気上昇を感じたなら、帆を大きく広げ勝負するといった具合です。



もう一つ大事なこと。それは

「人の器、会社の器を見極める」

でした。その方法とは、

①人と会ったら「五分で人物を見極める」こと。
②会社は「そのビジネスの本質が何かを見抜く」こと

目の奥に真実があるかどうか、笑顔が自然か不自然か、人間の裏表は、利害関係のない他人(ウエイトレスや掃除のおばさんなど)をどう扱うかでその人物が分かる、というものでした。

会社の良し悪しは、ビジネスの本質を見抜くと同時に、社長の顔色や人となり、ギャンブルなどに溺れてないか、等からも判断できる、といいます。

これらを見抜く直感力はどうしたら養えるか
成功している人ほど直感が研ぎ澄まされている。
直感・勘を磨くのは「訓練」しかない、とゲラー氏はいうのでした。

すなわち、第3の秘訣「直観力を高める」については、成功には欠かせない「ものや人を見る目」として挙げていますが、結論は筋肉を鍛えるように「訓練しかない」といっています。

 

検証!

ユニクロの柳井正社長は「経営者になるためのノート」で検証していきましょう。
柳井さんはこのような主旨ものことを言っています。
♠経営とはアートであり、優れた経営者はアーチストのセンスの持ち主である。
♠スキルは習得できるがセンスは学習では得られない。
♠問題に直面して、自分の原理原則(やるべき事とやるべきでない事を分けるセンス)を磨きあげる。
♠名画を参考にしつつ、デッサンを加え、自分なりに磨き上げていくイメージ。

なんとなく、ゲラー氏の教えと柳井社長の考えは繋がっているようにも見えますね。

深読み!

センスといえば特別な能力のように見え、ゲラー氏も柳井氏も具体的なことは多くを語っていません。一朝一夕で身につくものでないのは確かですね。

でも、

分かりやすく言えば、インプットとアウトプットのメンタルコントロールにあると言えます。「直感、センス」は生来のものという面もありますが・・・〈Θ⊥Ð〉♦



一つはインプットでの心掛けです。
♠「場を踏む」体験では、失敗をも糧にするという心意気が大事。
♠常に「ものや人を見る目」を養うという意識で、観察する習慣、5分でものや人を見抜く訓練、等々。
五感で感じる意識を大切にしたいですね。

そして、
もう一つはアウトプットの仕方。
♠時に常識や先入観に捕らわれない「しなやかな思考の整理」
♠松下幸之助のいう、素直な心での気づき
♠静かなところで、「心を鎮める」スピリチュアルな瞑想
などが効果的といえるでしょう。

センスは天性のものですが、決して天才だけのものではありません。むしろ万人にチャンスがあると思います。

求めよ さらば与えられん。

心がけ次第で、求めれば必ず「幸せな成功」が得られる と聖人はいっています。



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