超能力者にして天才の空海が実現した理想の悟り世界「高野山」
あるものを手にいれれば「金運アップ」にも大きなご利益があるといわrています。
それはズバリ「三本葉の松葉」
いわば「超強力四つ葉のクローバー」といったところ
この落葉を拾い財布に得れておくと「金運」とのご縁が出来るというので、わざわざご利益を求めて遠方から拾いにくる人もあちこちに見えます。
ところで、空海が伝授された密教とはどんなものか?
密教とは、文字通り「秘密の教え」ですが、
一言でいえば「天と通じ、天の意思と一体になる秘術」といえます。
それはどんなものなのか?
とにかく高野山に行けば「分かる」ということでしょう。
「百聞は一見に如かず」
空海の世界を体得できるテーマパーク、高野山にいってみましょう
最初に、物質世界の最終地点を具現化した「壇上伽藍」にいってみます。
おお!
噂の「三葉の松の木」が近くにあります。
「壇上伽藍」は現実世界の象徴、旅のゴール。
高野山麓の慈尊院をスタートし「壇上伽藍」に着くと、さらに一段高い土台の上に天に向かって塔が立っています。ここが物質世界の最終地点です。
さて、
空海の「超能力」ですが、それはどんなものなのでしょうか?
中国に渡り仏教の修行する以前、19歳で開眼した空海はすでに「超人、スーパーマン」になっていた逸話があります。
それは、
●密教を理解するためサンスクリット語を学習、わずか3か月で習得したスーパーIQ
中国に遣唐使として渡って難解な密教をあっという間に理解し日本に持ち帰りました。
●さらに特殊能力
たとえば、
渇水の時、瞬時にして「ここに井戸を掘ればいい!」と水脈をピタリと当てる能力
あるいは、
雨を降らせる、病気を治す
といった能力
さながら現代の「AI(人工知能)+神技」といったところですね!
このような空海には不思議がいっぱい。
唐留学中に密教を習得した空海。有名な次のような伝説があります。
「日本で密教を広める場所を知らせよ」
と三鈷杵を日本に向かって投げました。 そこで言われたとおり日本に帰ってその三鈷杵を探しにいくと、「狩場明神(高野明神)という神様」に出会います。
さらに、2匹の犬に導かれて山腹に着くと
「丹生都比売明神」(天照大御神の妹、別名:稚日女命)が出現し、お告げを受けました。
「高野山を修行にの地にせよ!」
こうして「高野」を授かったのでした。
さて、いよいよ、金運アップに耳よりな情報です
それは「三本葉の松葉」のことです
もちろん同時に「高野山」で魂の浄化をする心構えと「丹生都比売神社」へのお参りも忘れないことが肝要ですので頭に入れておきましょう。
この三本葉の落葉を見つけて財布に入れておく
それだけで「金運アップ」の縁が出来るというのです。
江戸時代には、枝を折ってまで持って帰る不届き者もいたとか
通常松の葉は二本、三本の葉というのはめったに見かけませんが、
ここの松はしばしば三本となっているのです。
どうしてそうなったのか
それは伝説によると、
弘法大師が中国から「飛行三鈷杵(ひこうさんこしょ)」を投げたところ、
この高野の地に落ち、御影堂の前の松の枝に引っ掛かっていた。
この松こそ高野山壇上伽藍前の「三本葉の松」です。
三鈷杵とは、密教の秘具で、一説には「霊感倍増装置」なるもの。高野山のシンボル至宝として、実物が今も大事に保管されているようです。
実物は刃が一本折れているようです。
さて、空海の超能力はいつ開眼したのでしょうか。それは、
空海が19歳の時、高知県の室戸岬「明神窟」で修行を続けていると、
ついに「口の中に明星が入る」という魔訶不思議な体験をするに至ったとか。
まさにスーパーマン「空海」が誕生した瞬間でした。
その後、遣唐使として中国に渡り、たちまち密教の秘伝をマスターし帰国。
天皇より弘法大師の名を贈られたということです。
そのとき会得した「秘術」が各所に伝説として残っていて、いわゆる仏教の「聖地」となっています。
空海が開いた高野山は、まさに超人が覚醒し見た、「宇宙の真理」を体得するための修行の道場なのです。
ここ高野山には、町全体が神域であるのですが、
更に極めつけの聖地が2つあります。
先ほどの「壇上伽藍」ともう一つが「奥の院」です。
「奥の院」は今でも弘法大師が生きていらっしゃる、と言われているエリア。荘厳な雰囲気が漂っています。
ここまで参拝者がくると、弘法大師空海が迎えに来てくれている、と言われています。実際にそのように皆さん感じるようですね。
空海の悟りの世界観を見事に表したといわれる「曼陀羅」が示す世界。「胎蔵界曼陀羅」が物質的宇宙世界を表すなら、「金剛界曼荼羅」は精神世界、つまり4次元以上の高次元の精神世界を表すといわれています。
「奥の院」はまさに「金剛界曼荼羅」のごとく精神世界で、空海が今なお生きているといわれています。 一日2回の食事を僧侶が1200年もの間一度も欠かさず運んでいるというから驚きですね。
知れば知るほどもっと知りたくなる高野山
では、高野山への旅の案内を始めます。
高野山に登るルートは7つあります。
時間の許す人は「慈尊院」からの正式参拝ルートを20kmほど登ってみましょう。
慈尊院は高野山開創時に庶務を行う要所として建立されました。
空海の母親が讃岐の善通寺から、はるばる空海を訪ねてきた時には、女人禁制だったため高野山に入山できずに、この慈尊院に留まっていたといわれています。
さて現在、最もおススメのルートは「南海電車」で大阪難波からスタートする列車の旅ではないでしょうか。 聖地高野山に向かう山岳鉄道「天空」は、急こう配と急カーブにレールを軋ませながら走っていきます。
もちろん車で「ここから神域」といわれる高野山全体の総門「大門」に向かうのも一般的ですが・・・。
♠♠♠南海電車では「高野山・世界遺産きっぷ」という「おトクきっぷ」が販売されています。
観光列車「こうや花鉄道 天空」の旅では、車窓の風景は四季折々の魅力を満喫させてくれます。ゆっくりと山岳を縫うように走る列車には、深い緑に朱のラインが刻まれ、聖地への旅を荘厳に演出しています。
紀伊神谷を通過する頃には、聖地の雰囲気を五感で感じるようになります。
ではでは、
しばらく山麓から山岳までの鉄道の旅からケーブルカーとバスで行く聖地巡礼の旅を想像してみてください。
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高野山は標高約800mのところにある壮大なスケールの宗教都市
大阪難波から南海特急で1時間半でまずは極楽寺駅へ、ここに来ると
かなり山奥に入った風景が見えてきます。
途中には菅原道真を祀る学文路天満宮(かむろてんまんぐう)や真田正幸、幸村の隠れ住んだ九度山などの観光名所駅もあります。
そして、さらにケーブルカーで5分で高野山駅に到着します
高野山は約4kmの町を構成しており、中心まではバスで10分くらいかかります
いったん千手院橋のバス停で降り、宿坊協会付近のコインロッカーで荷物を預けておく
宿坊協会横に案内所もあります
2大聖地の「壇上伽藍」と「奥之院」は方向が反対なので注意
順路を事前に計画しておくといいですね。
正規ルートは高野山全体の総門「大門」からとのことです。
あらためて大門を出発点とするのもいいかもしれませんね。
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場所はこちらです → GooGle Map
[map addr=”高野山壇上伽藍”]
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