🍀明治神宮参拝「永遠の杜」でパワーリセット、願いは大御心と絵馬






明治神宮の森が作られ、鎮座100年を迎えます。北は樺太、南は台湾まで全国から10万本の献木が集まり出来上がった森は、世界一の規模と期間の長さといわれる「森の設計」により実現しました。

日本古来の自然への崇敬を見事に大都会の中に実現、神秘な「日本国民の鎮守の杜」となっています。

杜の中に清流が流れる(神橋)

万成産の花崗石で出来た橋の下を清正井から流れでて、御苑を潤す清流が流れています。参道の玉砂利を踏みながら石橋まで来ると、鬱蒼とした緑の中に川のせせらぎが木漏れ日を浴びて揺れている静かな風景に出会います。

この橋の名は「神橋」 自然の恵みを一層感じさせて頂ける癒しのスポットです。

人が神に繋がる杜

永遠の森を目指して造られた人工の森は、100年の時を経て自然への敬意の杜へと姿を変えています。
ほうき専門職が参道を整え、木漏れ日揺れる参道から境内には神々しい雰囲気が満ちています。

神宮の森は外国人観光客にとっても異次元の癒やしの空間、日本の伝統と自然の魅力にとても惹かれるようですね。
境内に多くの外国語が飛び交うこの神域は、外国人の心をも包み込む包容力、安らぎを感じる自然が宗教を超越した存在として感じられるのでしょう。

鎮守の杜は神様と人をつなぐ不思議な空間です。
心が澄めは澄むほど神様と繋がりやすくなる体験をした方も多いと思います。

絵馬に願いを書いて参拝

神様に思いをつなげる方法は一つではありません。
「絵馬」もその一つですね。
江戸時代、文字ではなく絵に願いを込めたのが始まりの絵馬、
元々は馬を奉納して神事を行う習わしだったのが、その代わりとして絵馬になったとか。

このような事から、絵馬は本殿に参拝する前に書くのが良いようです。

祈るは心は世界同じでも、書く祈りは日本だけという、絵馬
外国人にとっては不思議な絵馬にも、外国語を多く見かけます。

英語、フランス語、ドイツ語、アラビア語、マレー語など
家族の健康と平和を願ったものが多いようです。

どんな言語でも受け入れてくれる明治神宮の寛大さ、これが日本なのでしょう。

伝統の神前結婚式

また、純日本式の結婚式が見られたら幸運です。白と赤の装いの新郎新婦が和傘の下で神に見守られながら境内を進みます。白い蛇は神様の使いであるように、白は穢れのない色、杜に囲まれた静寂な雰囲気とのマッチングがとても上品です。

神社といえば神酒が欠かせないのですが、参道の酒樽は外国人観光客の目にもとまり、酒樽を写真に取るとすぐアップ、漢字と酒の組み合わせがとても日本的とお気に入りなのだとか。

明治神宮参道の秘数

さて、明治神宮参道にはちょっとしたダビンチコードが入っているのを知ってますか? それは参道から本殿に向かう途中で、右に曲がるのですが、角度が「88度」になっていることです。

この訳は設計者に問わなければ分かりませんが、普通は直角(90度)にするところをワザワザ88度にしている事です。 これは神道の常識なのでしょうか?

確かめてみたいですね。


お導きの頂き方と大御心

正しい参拝の仕方により参拝を終えたのち、ご神酒と大御心(他の神社のおみくじに相当)を頂きます。

この大御心は明治天皇御製の和歌が書かれています。これを見た参拝者が一様に驚くほど、参拝者ひとり一人をつぶさに天が見ているような内容のお言葉を頂けるから不思議です。

大宇宙の崇高な力が明治天皇御製の和歌を選んで、ひとり一人に授けているといった方が的を得ている表現かもしれません。

最後に一首、心にジンと来る大御心を紹介します。

明治天皇御製

あさみどり 澄みわたりたる大空の 廣きをおのが 心ともがな

12の大切なこと(Twelve important qualities)

明治神宮崇敬会では「12の大切なこと」(Twelve inportant qualities)を明治天皇からの贈り物として、大切にし実践しています。

人の願いは心掛けにより叶っていくところが大きい訳ですから、願うとともに日常の心がけを忘れずにしたいものです。

以下に「12の大切なこと」(明治神宮崇敬会)を記します。

1 両親に感謝する
2 きょうだい仲良くする
3 夫婦で協力する
4 友達を信じあう
5 自ら反省する
6 博愛の輪を広げる
7 知徳を磨く
8 公のために働く
9 ルールに従う
10祖国を守る
11伝統を守る
12手本を示す

以上ですが、できるところから実践していけば きっと良いことがありますよ。

 

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