21日、ボクシング世界戦にのぞむ村田諒太さんが
テレビ番組で取り上げられていました。
極限までに追い込む「こんどは勝つだろう」という重圧に
試合の一カ月前くらいから微妙な変化が・・・
村田選手最大の特徴、「攻防一体」に予期せぬ乱れが
出ていたのでした。
「攻防一体」を可能にするのは、超人的な瞬間反応速度
相手のパンチが動きだしてから
トップクラスの選手でも反応するのに
0.12~0.15秒はかかるところ、
なんと0.1秒以下の速度なんだとか
素早い反射神経で、相手のパンチをことごとくブロック
そして瞬時に反撃
つまり「相手の攻撃と同時にこちらの技を繰り出す」
まさに格闘技の極意
「北斗の拳」の世界なのだった。
そんな村田選手でも、みんなの期待がかかる
今回の世界戦、
実は村田選手にとって
世界一になることではなく、世界一になってほしい、
という周囲の期待に応えること、が使命
と思っているようです。
☘彼が最も影響を受けた考えの一つ
「人生に意味を求めるのではなく」、
「人生の問いに対して自分が答えなければならない」
というヴィクトール・フランクルの言葉
『嫌われる勇気』なるベストセラー本にあるそうです。
つまり、
「生きることとは何か」という目的を問うのではなく
次から次へと現れる人生の場面場面で、
「どう行動するか」という生き方が問われている。
困った場面に直面し、逃げることなく
「ひたすら今を生きる」ことが人生の修行、
それに答えていくのが生まれてきた人の義務だと
説いています。
期待という重圧に耐えて猛練習をする村田さん
村田さんの生き様が人生を教えてくれるような
気がします。
応援したいですね。