トランプが米ロ関係修復で日本への影響は?
ロシアのアメリカへのサイバー攻撃を認め、「もしプーチンがトランプを好きなら、プーチンは負債ではなく財産だ」と述べた。 経営者らしい見解ですね。
裏取引がなければ・・・ですが・・
世界情勢を旧来の「商人」の視点で捉えており、ファンドトレーダーに左右される偏った経済政策からの脱却、リアルビジネスの健全化を期待する一般弱者からの支持は大きいものがあります。 一方、現在大きな財を得ている勝ち組や「アメリカファースト」での人種的反発は、トランプのカウボーイ時代的な乱暴さも手伝って、凄いですね。
「メキシコ国境に壁をつくる」ということに物凄い反発する人々に見方する報道が多いのも意外な気がします。何故なら不法移民の人は住民税などを払わないのですから、真面目に税金を払っている人はおかしいと思わないのでしょうか?
そして最大の問題は外交、特に東アジアでの緊張にどうとりくむのかですね。
核を持たない国どうしの小競り合いを煽って、武器商売をしようとする古い時代的な思惑は、今のところは足を踏み入れてないように思われますが・・。
今後、日米関係はどうなるのか?
トランプは経営者ですから「win-win」の関係を考えている。これは当然ですが、紳士的かどうかが問題なところ。
「アメリカの不利となっている取引はしない」といっているだけなら分かりやすいですね。
日本の失われた20年は、グローバル化、国境ボーダレスな経済活動に起因する中国の台頭、アメリカへの資金集中などのビッグビジネス時代の国家間調整を余儀なくさせられた不遇の時代ともいえます。
この間、ビッグビジネスの勝者やグローバル企業の勝ち組は、日本育ちでも日本国という意識が薄れ、世界企業との感覚が強くなって、儲けが全ての企業国家的なパラレルワールドが出現してきました。 この結果ごく一握りの勝者はアメリカ国内に君臨し、大多数のアメリカ人と日本人のほとんどがその他大勢のちょこっと負け組になりました。
中国などの発展途上国も、発展地域は日本と水準が変わらなくなってきましたので、川の水が滝の如く流れていた状況(日本→アジア各国)は、流れが落ち着いてくるでしょう。
日本の国益を考えなくなったグローバル法人も、トランプの政策に反応せざるを得ず、米国国内と同様、再び日本という国を意識するように回帰現象が起こるでしょう。
結果、日本国内に生産拠点を戻す企業も現れ、日本国内向けに商品を提供する企業も復活してきます。 既に日本は輸出立国の側面は薄れているので、 政府が上手く中小企業を誘導できれは、再び国内の生産拠点は活気づくことになるでしょう。
グローバル企業はほっといても世界中での生き残りを模索するはずです。 国家のレベルを越えてAIやSNSなどを駆使した、情報戦争が熾烈になるに違いありません。
トランプ政権は、国家が初めて超巨大グローバル企業として、AIやSNSでパワーアップした正当な軍事力を時にチラつかせ、使って、「稼ぐ力」をバックアップする、新しい国家モデルを世に示す形になるでしょう。
戦争や極端な負け組をつくることは、ビジネスが成立しません。「win-win」の関係こそが大局的には超巨大企業である米国にも最大の利益をもたらすことは疑う余地がありません。
ですから、これからの日本、そして私達個人にも常に「win-win」の心構えが大切な時代となります。
「半分は自分の利益、半分は相手の利益」 この心構えがあれば、国家や法人・個人を問わず、開運の方向に進路を取れることになるでしょう。
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