列車が誘うパワースポットの旅「伊勢神宮」🍀日本の原風景と神社①






伊勢神宮 日本の最高神をお祀りする日本人の魂のふるさと
鉄道各社が運営する列車の旅とパワースポット巡り
第一回は日本人の魂のふるさと「伊勢神宮」です。

昨今、鉄道の旅といえば、
JR東日本の「四季島」、JR西日本の「瑞風」、JR九州の「ななつ星」などなど
豪華列車や観光列車が福を呼ぶとばかりに花盛りですね。

車窓から眺める風景はさながら「一期一会」
平野に森が見えるとそこは鎮守の杜
日本人の魂のふるさとがあります。

阪急交通社が発表した「全国で話題を呼ぶ観光列車の人気ランキング」によると

  • ① しまかぜ(近鉄)
  • ② 花嫁のれん(JR西日本、IRいしかわ鉄道)
  • ③ 或る列車(JR九州)
  • ④ おれんじ食堂(肥薩おれんじ鉄道)
  • ⑤ 伊予灘物語(JR四国)
  • ⑥ SLやまぐち号(JR西日本)
  • ⑦ くろもん(しなの鉄道)
  • ⑧ トーマス号(大井川鐵道)
  • ⑨ ななつ星IN九州(JR九州)
  • ⑩ ゆふいんの森(JR九州)

となっていて、近年デビューの列車に混じってSLやまぐち号やゆふいんの森という、懐かしの名前も健在です。

「しまかぜ」は大きなワイドビューの窓、ゆったり感あふれる本革の上質シート、車内には風情ある和の個室や洋の個室、食事にも沿線の特産品にこだわる豪華さの演出が最高評価を獲得するなど、わくわく感いっぱいの列車の旅が楽しみですね。

さて
一説に「しんこう・かんこう・けんこう」の”三こう”が旅行の主な動機と言われています。

観光と健康はどこかつながっています。
美味しい食文化に触れたり温泉に入ったり、のどかな風景に心和ませるのも広くいえば「健康」だからです。

そして実は、一番の旅行目的は「信仰」なのだそうです。

確かにストレスの多い現代、スローな列車の旅とスピリチュアルなパワースポット巡礼は、魂の「リフレッシュし」と「エネジーチャージ」にはもってこいの機会かも知れませんね。

その一押しがこれ!
「スピリチュアルでパワースポット」たる神社

大人気となった映画「君の名は」でも、神社を中心に「聖地巡礼」が話題となりました。

あらためて分析してみると、そこには日本人固有の歴史的文化的な魂の存在があります。
日本人が得意とする「以心伝心のコミュニケーション能力」の文化の原点
そして神々と魂次元において通じる神聖な空間

この原点に鎮守の杜、神社があるといえましょう。

守護神として知られる仏教の神様、不動明王、歓喜天、摩利支天、帝釈天など
日本人の魂とは切り離せない仏教の神々(天)も、日本人の生活習慣での心の拠り所となっています。

私たち日本人は、やはり日本の原風景や文化に触れることで
自らを客体化し、平常心を取り戻し、癒やされるのではないでしょうか。

旅はそうした自分の魂のルーツに回帰する貴重な時間をもたらしてくれるのです。

ドラッガーも言っています。
「基本と原則に反するものは例外なく破綻する」と

迷ったら、いつでもどこでも、神社仏閣にお参りし、神々との魂の会話をしてみましょう。

これから逐次、ご利益パワーの大きい神社仏閣を鉄道の旅とともに紹介していきます。

第一回は日本人の魂の原点、よく知られた「伊勢神宮」です。

 

 ✤ 鉄道で巡る神社仏閣の旅 ~ 伊勢神宮 ~ 
 参拝の順路
古来、正式な参拝は「二見興玉神社―外宮―内宮」の順です。さらに倭姫命の巡行伝承に習って、猿田彦神社を加えて
二見興玉神社―猿田彦神社―外宮―内宮とすることもあります。時間や交通アクセスの関係から
「外宮-内宮」としても問題はないのですが、その時は「二見興玉神社」の伝承を思念したのちの参拝とするのが良いようです。1二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)
古来より伊勢神宮に参る際に禊を行う場です。
海上、富士山の方向に夫婦岩の間から昇る朝日「日の大神(天照大御神)」と、その沖合700mの海中に鎮まる霊石に猿田彦大神縁りの御神威を拝み、神人一体の極致を体感する神々しいスポットです。

当神社からの紹介
古来より、人々は当二見浦に詣で、夫婦岩の間から差し昇る「日の大神」と、夫婦岩の沖合700mの海中に鎮まる猿田彦大神縁りの霊石と伝えられる「興玉神石(おきたましんせき)」 を拝してまいりました。この伊勢の海清き渚より富士の山影を望み、その背から輝き昇る朝日、取り分け夏至の朝日を拝する神厳さは筆舌に尽し難い感動を覚えます。世界を照らし治め、日の大神と称えられる天照大神様の御神威を拝み、また猿田彦大神様の御神力のお陰を戴き、神人一体の極致を体感されますことをお祈り申し上げます。

>猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
猿田彦大神は、天孫瓊瓊杵尊(てんそんににぎのみこと)が天照大神より三種の神器を授かり天降られるとき、天(あめ)の八衢(やちまた)にお迎えして途中の邪悪を祓いながら道案内を申し上げ、また垂仁天皇の御代、倭姫命(やまとひめのみこと)が天照大神の御鎮座の地を求められたときも御神徳を示され五十鈴川の川上に導かれました。この為に古来より善導の神として開運招福、家内安全、交通安全の守護神として信仰され、魂を導き甦(よみがえ)らせる御神威により甦りの神と称され、別名興玉の神とも称えられております。また古来より、土地を領する地主神と云われ、土地の邪悪を祓い清め災厄を除く福寿の神として信仰されております。

2神宮(外宮)

神宮からの紹介文を続けて掲載します。

伊勢市の中心部、高倉山を背にして鎮まります豊受大神宮とようけだいじんぐうは、豊受大御神とようけのおおみかみをお祀りしています。豊受大御神は内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神みけつかみであり、衣食住、産業の守り神としても崇敬されています。

鳥居をくぐり、玉砂利を踏みしめてやさしい木漏れ日のさす参道を歩くと清々しい気持ちに満ちあふれます。

外宮は内宮より先に参拝するのが正式の参宮とされています。これは内宮の天照大御神ご自身のことばで「先に豊受大御神を祀ること」とあり、このご神託に従って祭事は外宮から行われています。

一般参拝もこの習わしに従うことで、伊勢神宮の深い魂の根幹に触れることができるのではないでしょうか。

3神宮(内宮)

およそ2000年前、垂仁天皇の御代から五十鈴川のほとりに鎮まります皇大神宮こうたいじんぐうは皇室の御祖先であり、我々国民から総氏神のように崇められる天照大御神あまてらすおおみかみをお祀りしています。

内宮の入口である宇治橋をわたり、玉砂利を敷き詰めた長い参道を進むとそこは神域。「心のふるさと」と称される日本の原風景が広がります。

もちろん内宮は最高神、天照大御神を奉斎しています。

かつて著名なアメリカ人のスピリチュアリストが伊勢神宮にお参りしたとき、「これほど凄い魂の震えを感じるところは世界にない。魂を振り絞ってお祈りするのがよいでしょう」と感激したという話があります。

天照大御神の御前では偽り事は通用しません。純心な気持ちで国家安寧を祈りつつ、魂を振り絞って参拝しましょう。

さらに、内宮では正宮をお参りする前に「滝祭神(たきまつりかみ)」を参拝するのが正式のようです。滝祭神は内宮の神域内にあり、「おとりつぎ」の神様といわれています。

 

4神宮への鉄道の旅

神宮参拝に電車でいく方法は「近畿鉄道」と「JR」があります。正式参拝順路なら「電車+バス(内宮行)」を利用するのがお勧めですね。

①東京・名古屋方面から
近鉄名古屋駅から近鉄特急で約1時間20分、JRなら名古屋駅から約1時間40分で「伊勢市駅(近鉄・JR共)に到着です。ここから外宮は近く歩いて5分ほどです。次に内宮には4~5kmほどありますからバスがお勧め(内宮行)

正式参拝のコースでは、初めに「二見興玉神社」の参拝ですが、電車で伊勢市駅からさらに2駅の二見浦駅(ここから徒歩15分)まで行く必要があります。JR参宮線・鳥羽行で6分~9分位ですので、トータル1時間30分は見ておかなけれななりません。

形式にとらわれなければ、電車参拝の場合、
名古屋駅→伊勢市駅→徒歩で(外宮)→伊勢市駅から→バスで(内宮)→バスで伊勢市駅 
がお勧めですね。

②京都・大阪方面から
いずれも近鉄特急を利用して2時間前後で「伊勢市駅(近鉄・JR)」に到着です。
ここからは、上記と同じです。

✤車での参拝

伊勢神宮は外宮~内宮だけでも5km離れていて、正式参拝ともなれば車での参拝が大変便利です。

神域での魂の浄化をたっぷり味わいたいのであれば、「神宮の森」をゆっくり巡ってみる価値は大変大きいものがあります。

是非時間をかけて、ゆっくり巡ってみてはいかがですか。

神宮への参拝は三年に一度くらいでちょうどよいとされています。

 

♣~~~♣~~~♣~~~

ちょっと耳よりな話  伊勢神宮の境内にある数々のパワースポットの中で、外宮にある「多賀宮(たかのみや)」と内宮の荒祭宮は第一別宮となっていて、正宮に次ぐ神秘的な力があると言われています。 正宮では遠慮してしまう、個人的な願い事はこちらですると良いとか。

是非、時間をつくって、こちらにもお参りしておきたいですね。

 



~~~ ~~~ ~~~~~~~
☛☛ ページTOPに戻る ページTOP 

++ ホームに戻る    ++ ⇒