幸せな金持になる「ユダヤ人大富豪の教え:好きこそ開運」検証❸

第3回  第2の秘訣の検証



第2の秘訣 「自分を知り、大好きなことをやる」

今回は、ユダヤ人ゲラー氏が若き本田氏に教えた、幸せに成功するための「第2の秘訣 自分を知り、大好きなことをやる」について、検証していきます。

第1の秘訣では、「報酬額はサービスの量と質できまる」そして、「幸せと豊かさを決めるのは自由人の立場かどうかだ」と教えられました。

今回の「大好きなことをやる」については、異論のないところではありますが、その理想をいきなり目指すのではなく、自分の得意なところからすべき、という二人の有名日本人がいます。

ホリエモンと林修先生 の2人です。

では、本当のところはどうなのでしょうか。細部まで見ていきたいと思います。



ホリエモンは

好きなことを始める前に「好きな事ではなく、確実に上手くいく商売する」ことが肝心、更に「半年は全てを削ぎ落して成功する事に集中する」といい、続けてこう言っていました。

「確実に商売を上手くやって原資をつくる。それを元手にやりたいことをやる」

林修先生は

好きで出来ること(出来ると認められること)が理想、でも、現実必ずしも皆ができる訳ではない。自分も本当にやりたかったことと今やっていることは違う。として、次のように言ってました。

好きでも出来ない(パフォーマンスが悪い)ことより、やりたくないが出来る(他のものよりスイスイできる)ほうが成功して幸せになる確率が高い。

これらは「ユダヤ人大富豪の教える秘密」とは、対立する見解なのでしょうか。

得意だからできるというのは「不幸への切符を貰ったようなものだ、社会に認められても全然喜べない自分に気が付く。このギャップに苦しむ」とゲラー氏は言います。

「好きなこと」をやればどんどんパワーが湧いてきて、次々にチャンスがやってくる所謂「ついている状態」になる。自分の心に耳を傾け「自分の好きなこと。自分の使命」を見つけることが大事だというのです。

よく読んでみるとダラー氏は、鉄鋼王カーネギーの伝説を引き合いに出し、こう言っています。

大好きなことに巡り合ういちばんの方法は、いまやっていることが何であれ、それを愛することだ。

目の前にあることを愛し、それに全力投球できれば、あとは、導かれるように次々におもしろい出会いやチャンスに出くわす。

鉄鋼王カーネギーは、どんな職務を与えられても、それに全力を尽くした。郵便配達でも・・でも全力でぶつかっていった。目の前にあることを愛したのだ。

彼の偉いところは、それに安住しない・・。自分の興味ありそうなところに転職していき、最後は天職・・・鉄鋼王といわれるほどになった。

ゲラー氏の主張する大富豪の要件とは、出来る仕事に就いたら、それがどんな仕事であろうと愛し、全力でやっていると次のチャンスがやってくること。そして最終的に自分の大好きな仕事(天職)に就くこと。自分が魂を打ち込める仕事は天職でそれが世界平和にも貢献できる、その人が生まれてきた「使命」だと教えています。

自分が好きなことが見つからないのなら、時間をかけて

 🍀 人生のリハビリ

をすればよいと助言しています。

 🍀 処方箋は自分の好きなことを日常的に少しずつやること

ホリエモン、林修先生の見解を合わせると、そう違ったことをいっているわけではなく、いやむしろ両者とも「ユダヤ人大富豪の教え」を読み、影響されていると考えた方が良さそうですね。



以上をまとめてみます。

1好きなことをやってお金になる →これは最高の人生

2好きなことをやってお金がない →好きなことをやっているので可
(但し得意でなければ、他に優秀な人がおり苦戦し苦しむことも)

3嫌いなことをやってお金がある →嫌いなことをやるので少し不幸
(但し、周囲から認められて結果を出せるので、その後好きなことをやる方向にシフトする)

4嫌いな事をやってお金がない  →これは最低の人生

人生に迷ったときは、ゲラー氏のいうように

心静かに自分の心に耳をあてて、「自分の心の声を人生の羅針盤にすること」がコツ。その時は「自分は何をやりたいのか」と「今やっていることを愛すること」のバランスを取るよう心がけることが大事です。

自分探しの旅は「自分と向き合い」「才能を開発」して、「自分の大好きなことを見つけ天職とする」ことで完結すると教えています。

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