ちょっと耳より話28:幸福の原点は「一杯のラーメンの至福」にあり

「幸福は幸福の中にあるのではなく
幸福を手に入れた瞬間にある」

文豪、ドストエフスキーの名言にある


そういえば
「宝くじ」にかぎらず馬券やデパートの抽選会でも
当たった瞬間からしばらくが一番幸せだ

金額はそれほど関係がない、かも?

まあ、ないといったらウソで
宝くじなど高額当選すれば
きっと腰を抜かすだろう

希望校に合格したり、欲しかったものが手に入ったり
レースで一番だったとか
42キロマラソンを走り切ったとか

いろいろな自己実現の瞬間には
幸福感がいっぱいとなる

最近、とある企業のフロントで見た新聞記事に
こんなエピソードが載っていた

~思わぬ大雪で交通機関はマヒ、いつ来るかわからないタクシーを待つ
そんな時に屋台のラーメンがやってきた・・~

とのくだり

筆者は
 ~ラッキーと叫びたくなるほどの幸福感を味わい・・
寒空の中で味わった一杯のラーメン・・幸福の頂点に立つ・・~

冒頭のドストエフスキーの名言もこの記事の屋台骨として
使われていて共感した

さて、人生の幸福って何だろう

先ずは厳しい環境、辛抱、
これがないと「一杯のラーメンに至福のひと時」
を感じることはあるまい

そして晴れ舞台、望んでいたものが手に入る
その瞬間に幸福を感じる

凍えそうな寒さと大きな不安
そこにほっと屋台のラーメンが・・

適度な谷に適度な山
このハイキングのような人生がたぶん
一番楽しいのかもしれない

あるいは

もう死ぬかと思ったどん底の生活
一筋の光明
がまん 辛抱 
そう、昔皆を虜にしたTV番組、今や世界中にファンのいる「おしん」
このパターンなら至福の充実感は大きく、そして長いのかもしれない

しかし、立ち上がれなくなったらおしまい

私は

ちょっと不遇な目にあっても、あきらめず
身近なところから、小さな成功体験を積みあげる努力が
やっぱり一番かなって
思う

「一杯のラーメン」に至福を感じるひと時
この感性の連続こそが
日本人が過去大切にしてきた
小さな幸せの原点かもしれませんね ( ^)o(^ )

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