優勝に「もっともっと強くなれるように頑張りたい」と石川遼
今季二度目の優勝!!
「最後、バーディーで優勝できたっていうのが本当に一生の思
い出」と、まるでルーキーのように素直に喜んだコメントに、
ちょっとビックリしました。
実際、こんなドラマがあるのか!と思うようなラストの展開!
には正直、本当に驚きなしたね。
トップをいく、賞金王がかかっていた今平周吾は、まさかのボ
ギー!3位でフィニッシュ。
まあ史上5人目の2年連続賞金王に輝いたからよかったものの
普通は愕然とする18番ですね。
そして、そして、
石川遼の優勝をこんなにドラマチックに用意したのは、ほかな
らない「ゴルフの神様」のいたずら?だったのかも、と思って
しまうほど、口が開いてしまいましたね。
もう、終わったのか、とも見られた石川遼の復活劇、彼の足跡
をたどりながら、再生・復活の原動力について考えてみたいと
思います。
さてさて、
石川遼といえば、
ルーキーイヤーだった2007年、15歳のときにアマチュア
として出場したプロの大会で史上最年少優勝。
当時、ゴルフ界に現れた超新星に、世間は遼くんフィーバーに
沸いた。そして2007年には流行語大賞を「ハニカミ王子」
で獲得した記憶がおぼろげで、もう遠いむかしのことのようで
すね。
その後、
16歳3か月、史上最年少でプロに転向し、2年目のシーズン
には年間4勝を挙げ、若干18歳にして最年少の賞金王に輝く
とともに、最年少記録を次々と塗り替え話題を独占していきま
した。
甘いマスクも人気で、”遼くん”って呼ぶ、黄色い声援がいっぱ
いの追いかけファンたち。
ゴルフ界の一躍大スターになるのは、ほんとにあっという間で
した。
しかし、しかし
しかし2013年から本格参戦したアメリカツアーは悪夢のよ
うな不振ぶり、優勝がないままの苦しい時期を過ごしています
余りにもドライバ-の飛距離に拘り過ぎて、自滅するパタ-ン
が非常に多いように感じ、見ている方が歯がゆい思いをしたも
のですね。
「ツアーの賞金すべて義援金として寄付する」といって、ちょ
っといいかっこしている、といった反発をかった時期もあれば、
石川遼を支える「チームRYO」の悪名ぶりは、スポーツ記者
泣かせでもあり、目に余る状況、遼の活躍をかさに、好き放題
やって、周囲を困らせたこともあったという報道もありました
ね。
このため、
遼が、ひたむきにゴルフに専念できる環境ではなかったことも
影響したのでは、との見方がありますね。
また、体調面では、アメリカでのプレーで、体力的n目いっぱ
いのスイングなどで、次のようなコメントを受ける時期もあり
ました。
~ョットも右へ左へと全てがガタガタですが、ここまで悪くな
ってしまった原因は何なんでしょうか?
原因は精神的なもの
昔の理想的な自分のスイングを追いかけ過ぎててるような気が
しますがどうでしょうか。~
などなど、
実際に一番の原因は「腰痛」だという人もいるようでした。
そして、そして
(ウキペディア)
2017年
腰痛の悪化による長期離脱から復帰するも低迷し、PGAツアーのポイントランキングでシード圏外となる[24]。入れ替え戦となったウェブドットコムツアー選手権でも40位となり、賞金ランク31位で25位以内に与えられるツアーカードを手にすることはできなかった
2018年
日本ツアーに本格復帰し、本ツアーの選手会長に就任しました。
選手会長になった石川遼は、自分のプレーだけではなく会長
として、おおいにアイデアと行動力でゴルフ界を牽引してい
っていましたね。 存在感はおもいのほか大きかったとみて
差支えないでしょう。
報道によると、石川遼さんは「フューチャー・ゴルフツアー
」を発案、大相撲の地方巡業のように、プロ2人+トップア
マ1人でラウンドして、そのあと反省会的なレッスン会をす
るという斬新な方法で、アマのレベル向上を目指す、といっ
た活動や、
広島、岡山地方の豪雨被害を知ると、現地のゴルフツアー
を開催して、その賞金の一部を寄付したいということで、
チャリティーオークションも開催・
「今回被害に遭われた方に寄付できれば」と被害者救済に
募金活動を展開したことでも知られていますね。
このように、ゴルフのプレー以外のところでも、積極的に
ゴルフ界の発展のために、活動し、
ひとつひとつ、課題をこなしていくように、試練を乗り
越えていこうという、意思を見て取れますね。
。
その一つが結婚、
結婚してからというもの、石川遼さんはとても順調に見
えますね。 落ち着いているし、4日間を通して、いい
緊張が持続できているように見えます。
これは、以前の石川遼さんに見られた、ちょっと心配な
メンタル部分ではなかったか、と思います。
石川遼選手自身の努力に加えて、周りが一生懸命盛り上
げて、家族がいわゆる「ワンチーム」となって応援して
いるのがよくわかりますね。
ところで、石川遼選手の不振の根本的なところといわれ
る、スイングの改造と調整の真っ最中とも聞きます・
「もっともっと強くなれるように頑張りたい」と石川遼
さんの熱い思い!
不振といわれる状況を乗り越えて、再び先を目指すには、
もう少し時間が必要なのかもしれませんね。
今回の優勝。再び上昇気流にのって、世界に羽ばたくこと
ができるのか、まだ若い石川遼さんの覚悟と努力を誰も
疑うことはないでしょう!
ファンは大いに期待しています!!