日本文化を変える!中目黒に桜の木「スターバックス・リザーブロースタリー東京」

目黒川沿いに、大きな桜の木をイメージした4階建ての新店舗

「4階建ての変わった店舗?」という、イメージかも!?

これがあの著名建築家の隈研吾氏が外観デザインしたという
「スターバックスリザーブロースタリー東京」です。

高い天井を解放感いっぱいの空間にコーヒーの香り

めっちゃ楽しい! と噂もいっぱい!!

行列ができるほどの混雑で訪日観光客も多く賑わうこのお店
中目黒の「リザーブ ロースタリー東京」は、
シアトル、上海、ミラノ、ニューヨークに次いで世界で5店
目となる高級スタバですから、
もう世界中に話題が拡散中といったところでしょうか。

さてさて、

スターバックスは1990年代に初めて日本に上陸して以来
いつの間にか日本文化を少しずつ変えてきた、ヤバーい歴史
があります。

いやいや、

今やスターバックスは世界中に広がり、上海での店舗数が世
界一だそうですから、中国も席巻しているということですね。

ところで、

この最新高級スタバも隈健吾さんデザインですが、ベースに
日本の伝統を意識したデザインを取り入れて斬新さを醸し出
しているのがうけているようです。

4階建てで全フロア―に加えて、広いテラスが目黒川沿いに
向かい開けているもの人気

でも・・・、
ちょっと「桜の木」にはお世辞にも見えませんね!?
外壁にも杉の木を使い日本らしさを出そうという思い切った
デザインだそうですが・・・

ちょっとミスマッチ風なのが逆に、受け入れられるのも、や
はりスタバの「ブランド力」なのでしょう。

スタバのブランド力なら、相当なチャレンジをしても日本で
受け入れられるの違いない、と再認識しました。

こんな風ですから、

見逃してしまう人も結構いるのではないか、と思います。
「えー! こんなところにスターバックスがあったの!」
といった感じですかね。

ところで、

中に入ると、
店内は、焙煎ファクトリー。生豆からコーヒーの焙煎を店舗内
でしている日本唯一の焙煎工場となっていて、これを客は見て
楽しめますし、贅沢な香りに贅沢な時間が半端ない満足感を提
供しているとのうわさです。

さらに店内はラグジュアリーでおしゃれ!

おしゃれ!の最先端をいくレイアウト

また、自分好みのドリンクにカスタマイズしてくれる、という
世界企業ならではの、やりたい放題の心憎いサービスぶり!

たとえば、コーヒーにミルク有か無しか、というチョイスでは
なくて、コーヒーのミルクは「無脂肪にしますか、豆乳にしま
すか?」といったハイレベルな選択!

スターバックスがこの手の店舗を「イノベーションセンター」
と位置付けているのも分かりますね。

これでは、ひと昔の「日本のサービス水準についてこれるところ
はないでしょう」的の話はもう化石状態。

今の若い人には完全な死語になってしまっていますね。

ではでは、

ここで店舗情報です。
 
 店舗名  :スターバックスリザーブ ロースタリー トウキョウ 
場所   :東京都目黒区青葉台2丁目19−23
アクセス :中目黒駅・池尻大橋駅から徒歩14分
営業時間 :7:00〜23:00 
メニュー :コーヒー・ティー・カクテルなど全100種類以上がオリジナル
他に   :コーヒー豆の量り売りや店舗限定のグッズも販売

焙煎工場を兼ねたのが「スタバロースタリー東京」なのです。

そして、

店舗は4階建、各階ごとに違ったテーマが設けられています。
1階:メインバーとベーカリー「プリンチ」
2階:お茶が楽しめる「TEAVANA(ティバーナ)バー」
3階:お酒が飲める「アリビアーモバー」
4階:集いの場「アムインスピレーションラウンジ」、イベントスペース
(グッズ販売)
おしゃれなマグカップやタンブラー、雑貨・コーヒー豆・コーヒー用品など
スターバックスロースタリーでしか購入することができないグッズが多数有
マグカップは、スターバックスロースタリー限定マグカップで販売され、
「TYO」というテキストマグカップもあります。

ではでは、

スターバックスの凄さに感心しているだけでは進歩がありません。

単に「スタバの店員になりたい!」といったことが目標になる世界は
まっぴらごめんではないですか。

個人としては、どうしたら「イノベーション」をおこせるか、
小規模店舗なら、どうしたらスターバックスのようなブランディング
ができるのか、考えてみなくてなチャンスはありません。

スターバックスの成長を支えているものは四つ
一つ、巨大な資金力
二つ、柔軟な対応力
三つ、イノベーションを引き起こす発想を支えるコラボ力
四つ、ブランド力
でしょう。

突き詰めていけば、単純に「儲かるお店」づくりだけなのです。

あるショッピングモールで地場の店舗からスターバックスに変わった
ところ、それだけで売上が数倍になった、という話をよく聞きません
か?

店舗は
1 何を売るか
2 どこで売るか
3 だれに売るか
4 どのように売るか

というのがこれまでの問いかけでした。

そして、店舗のサービス水準を最大に引き上げるための従業員教育
に力を入れていたように見受けられます。

スターバックスはもちろんこのテーマ一つ一つに向き合って、
その国、その土地で最高の店舗を演出しているように見えます。

スタバでは、出勤前後、休憩時間にタダでドリンクが飲め、その
タダで毎日試食しながら、従業員満足と接客マナーも学ぶといった
オトクなシステムがあり、これも店舗経営が有効に機能している、
裏事情にあると、あるTV番組でサジェストしていたのが印象的で
した。

さてさて、

小さな個人店舗でも、よく見るとこの程度はできているお店も
あちらこちらで見かけます。

要は「研究するつよい気持ち」が成功を呼び込むのではないで
しょうか