「ピーナッツ」を毎日食べていると、20%も長生きする。ハーバード大学が30年かけて研究した成果です。
長寿の原因は、ピーナッツに含まれる良質な「油三兄弟」
これが「血管を強くしなやかにする効果」の最強トリオなのです。
「油三兄弟」とは「オレイン酸」「パルチミン酸」「αーリノレン酸」の不飽和脂肪酸のことで、サラダ油などとは成分が異なります。
オレイン酸は悪玉コレステロールの数値を下げる働きがあり、パルチミン酸、αーリノレン酸は血管の壁を強くする効果があります。
体中に入り巡らされている毛細血管が強くなり、血行が良くなるわけですから、細胞一つ一つが若返るという原理です。
なぜそうなるのか、
それはピーナッツの成熟過程にあります。
1つの苗から30本以上の「脂肪柄」とよばれる茎のようなものが、下へ下へと伸びて、地面に着きます。 そこから「脂肪柄」はさらに伸びて地中に入ります。
ピーナッツの成分は50%が油ですが、この良質な油が地中で熟成されていきます。
ピーナッツが地中でゆっくり熟成している間、ミネラルが入り込み、デンプンが良質な油に変わっていくという訳です。
なんと更に、ピーナッツには健康に良い成分の全てがバランスよく入っているのです。
「ピーナッツバターを食べると病気の人がたちまち元気になった」という実話に着目したところから研究が始まったようです。
お薦めは皮と一緒に食べること。皮にはポリフェノールが含まれており、抗酸化作用で細胞を若替えらせ、血液もサラサラ。いいこと尽くめですね。
もちろん、お酒のおつまみにも最適。ピーナッツには肝臓でアルコールの代謝を助けてくれるナイアシンが豊富。 ナイアシンはビタミンB群の一種で肝臓内で糖分、脂肪、アルコールなどの代謝を助け、肝臓の負担を軽くしてくれるんですね。
さて、一方忘れてはならないのが「くるみ」ですね。
くるみは良質の脂質が60~70%も含まれていることに加え、ビタミンやミネラルなどを含む栄養価の高く、貯蔵にも適しています。
日本では縄文の昔から食べられていたようです。
もちろんナッツ類ですから、基本成分は同じですから、悪玉コレステロールを下げ、血管を強くする効果があり、そして血行を良くし、体中に酸素を運ぶ働きもあります。
さらに、腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増やすオリゴ糖や整腸作用を持つ食物繊維を豊富に含むので便秘にも効果的で、生活習慣病を予防する成分を豊富に含みます。
そして何といっても、クルミのレシチンを摂取することで、神経伝達物質アセチルアコリンを作り出し、脳の活動を活発にし、脳の老化防止、あのアルツハイマー病も予防するというから驚きですね。
これは、最近の研究でクルミエキスにはβアミロイドたんぱく質を阻害・分解する作用があり、それによって神経細胞が死ぬのを防ぐ効果があることが分かってきたからです
ただ、気をつけることはナッツ類は消化が悪いこと、また食べ過ぎて太ってしまっても元も子もありません。
ピーナッツでいえば、1日20粒くらいが妥当だそうです。ちょっとおつまみ程度に食べるのが良さそうですね。
甘いものを控え、自然食の大切さを生活習慣に取り入れることで、今年こそ健康開運スタート💛といきましょう。