健康は開運の原点です。
「命あっての物種」と言われますが、健康を損ねてまで頑張る意味は人生にありません。
日本人は糖尿病体質で知られています。5人に一人が糖尿病あるいは糖尿病予備軍だということです。往古より日本人が食物の乏しい厳しい生活環境を生き抜いてきた経験が倹約遺伝子となって組み込まれているのが原因だそうです。
よって、肥満でないというだけで安心できないのが私達日本人。糖尿病は万病の元でもありますから、健康体を作るためには糖尿病予防の生活習慣を確立することと同義といってよいでしょう。 男性は女性の2倍近く糖尿病の発生率が高いので、特に注意が必要ですね。
「無事これ名馬」
wikipediaによれば、作家・菊池寛の造語で「能力が多少劣っていても、怪我なく無事に走り続ける馬は名馬である」という格言。
確かに競技が出来なければ目指すゴールにはたどり着けない訳ですね。
「害して初めて分かる健康の有り難さ」
開運祈願に神社でお祈りをする場面を想定しましょう。
次の2つのどちらか1つしか願いが叶わないとしたら、どちらを取りますか?
1問・・・ 健康 と 金持ち
2問・・・ 健康 と 家内安全
3問・・・ 健康 と 商売繁盛
4問・・・ 健康 と 出世
5問・・・ 健康 と 世界の平和
6問・・・ 健康 と 夫婦円満
7問・・・ 健康 と 学業成就
将来の心願成就のために今何が必要なのか。
何をするにしても、コンディション維持が当たり前。
この当たり前の事を当たり前のようにやるのが生活習慣だということ再確認すべく、時々立ち止まって足回りを点検する機会を持つことが大切ですね。
ところで、実は夢の実現に必ず「健康」が選択される訳ではありません。
例えば「罪と罰」で有名な作家のドストエフスキー。彼は「カラマーゾフの兄弟」を書き上げた3か月後に亡くなっています。
また、ウオルトディズニーは二つ目のディズニーランド計画の最中に65歳で亡くなっていますが、恐らく体調懸念は自身が抱えていたはずで、健康不安の中で夢の実現を最優先していたと想像できます。
ライフワークに生死をかけて、という話を屡々耳にしますが、そこに到達する以前に自己実現の一山は、必ず越えておかないと意味ありませんね。
人生は「塞翁が馬」
よいチャンスが巡り来るまでまずはさんまさんの座右の銘、
「生きてるだけで丸儲け」
と健康志向でいきたいものです。
万病予防は「糖尿病予防」から。健康生活の参考に読み物風に纏めてみました。この機会にインプットしておくと良いですよ。
~~~ 下記に「古代の食事と糖尿病」について ~~~
さて、古代の食事と糖尿病の関連について、要約すると次のようです。
1万年以上前の前縄文時期。極寒の時代を生き抜いた日本人の祖先たちは、少ないエネルギーで生命力を維持できる体質、すなわち糖を体に取り込む体質が出来上がった。
縄文時代の食事は ニンニク、栗、塩ゆでの里芋、鶏肉 が食事の中心だった。 狩猟行動が多く、いわゆるウオーキングの有酸素運動は十分、飢餓に備えるため、少ない食料を体内に取り込むホルモンの分泌機能が発達してきた。 こうした効率よいエネルギー接種体質を持った狩猟民族の縄文人が、弥生時代に入ると一転農耕の時代となる。 この頃から糖尿病は出現していたようで、その症状記録から藤原道長は日本の糖尿病患者の第一号と言われている。しかし、江戸時代には、世界に誇る食文化「日本食」の形が完成しており、屡々飢饉もあったことから、日本人の基本的な省エネ体質は維持されてきたのではないか。 第二の転機が明治時代に始まる。 食の欧米化、こってりとした肉脂の摂取、すなわち糖尿病の原因となる動物性脂肪そのものや、油の多い食事が中心となり、血糖値を下げるインスリンをどんどん分泌させるが、とても対応できない今日の時代となった。 従って、意図的に食事を旧来の日本食に戻す生活習慣に変えていかないと大変なことになるのである。 2型糖尿病では、インスリンをタイムリーに出すことが大切となる。 最近の情報では、「食物繊維がスイッチを押してくれる。 グッドタイミングで糖尿病発生を抑える」ということが分かってきた。また、油もの 甘いもの で インスリンが増える 食物繊維が食欲を抑えてくれるという訳だ。 糖尿病がインスリンを出す「膵臓」の病気であること。血糖値を下げるインスリンの注射などで糖尿病はかなり克服されてきたが、「膵臓」への負担は「膵臓がん」の引き金の懸念もある。胃がんの早期発見率が60%強に対して膵臓がんは10%強と検査での発見が難しい。 まずは食生活の改善で、最悪事態の回避(いわゆるリスクマネジメント)は現代人の常識となりつつある。 |