ヨーロッパでの「コンニャク」需要が急拡大、ビジネスチャンスとなるか❗️

今、ヨーロッパでは空前の健康ブーム。特に日本食
は「健康食」として、脚光を浴びています。

健康食ブームはいよいよコンニャクまで来たか

世界の三大食よ言えば、これまでは

フレンチ
中華
トルコ

と言われてきましたが、今あるいはこれからは、日本食
ち言われる段階にあるのは、疑いのないところですね。

こうなると、世界四大食として

日本食
中華
フレンチ
トルコ

となるのでしょうか

ではなぜ今コンニャクなのか

コンニャク芋は、東南アジアルーツですが、栽培が定着
しているのは、実質的には日本だけだそうです。

さてさて、

コンニャクの歴史は古事記の時代からのようです。

今日のように、食文化をかざるようになったのは江戸時代
古くから中国から製法が伝わり、はじめは薬用だったよう
です。

その後各地に広く普及していって、現在のようになったと
いうことでした。

こうした普及の過程をみても、現在のように「健康食」と
して脚光をあびているもの理解できると思いますね。

ではでは、

株式会社 関越物産のHPから、切り抜いてみました。

【明治時代から現在】

明治時代のはじめ頃、こんにゃく粉は水戸藩の専売品から解禁されました。流通が活発化し、生産・製造が本格的に分業されるようになりました。大正時代には海藻の粉を混ぜてこんにゃくをつくる方法が考案され現在食べられているこんにゃくの形状が定着しました。

その後、こんにゃく生産は順調に伸びましたが、戦時中の食糧不足から各産地ともさつまいも栽培にきりかえたため、一時激減しました。また、戦争末期に風船爆弾製造用の糊としてこんにゃくが全国から集められました。 しかし、戦後復旧し、農業技術の進歩にともない平地栽培ができるようになってからは、群馬県を中心に急速に生産が増し、現在に至っています。

 

おでんにコンニャクが今や当たり前のようになって
いますが、

実は全国どこもおなじ、ということもないようです。

消費で見ると、ダントツが山形県で、東北上信越地方
の各県が続いています。

もともとは薬用、そして寒い地方、食料調達に不便の
ある地域で普及してきたので、飽食を慎むようになった
現在では、ぎゃくに健康食として、脚光をあびるように
なったのですね!

今や各地でいろいろな工夫がされて、食卓には欠かせな
い一品となっていますね。

例えば、

山形の「玉こんにゃく」 そのまま煮て串に刺して食べる
手軽に食べれるので、子どものおやつとして人気!

また

コンニャクレシピの人気、とネット検索するだけで、数
百ものレシピが上がってきます。

ヒットは糸コンニャクもの

糸こんにゃくとサラダ系が結構多いですね

ところでヨーロッパ人に受けたとなると、これはもう
「パスタ料理」ですね!

糸コンニャクの発展形として、コンニャクのパスタの登場です。

NHKの「ためしてガッテン!」でも次のように取り上げていました。

以下引用:

最近、伝統の健康食であるこんにゃくは、
。。。
しかし、海外では、実は、
こんにゃくブームが沸き起こっています。

特にイタリアでは、主食で毎日食べるパスタに
こんにゃくが利用されています。
。。。

低カロリーでダイエットにも効果的なのに、
海外で売り込んでも反応は薄かったようです。

しかし、ニューヨークタイムスでこんにゃくを
細長いかたちに切ったしらたきがうけいれられる
なり、しらたきをパスタ替わりにするのが、流行
となっています。

このように、思わぬところから、発展していますね!

ベースは日本の伝統、

眠っていた本物を少し改良、あるいはアレンジすることで

あたらしい食材として生まれ変わり、日本とは違った土地で、その土地の文化に合わせるかたちで受け入れられる。

という成功モデルですね。

このように、コンニャクに限らず、広く言えば食に限らず

ちょっとアレンジしてみる工夫があらたチャンスを生み出しているように思います。

ではでは、

ビジネスチャンスを逃さないように、アンテナをたかく張り巡らせておくこと。

これがまず最初にできることであり、「縁」をつなぐ第一歩だろうと思います。