耳より話39:赤塚不二夫の「近道は間違う道なのだ」(NHK番組)







「急がば回れ」という教訓がありますが・・・。

カーナビだと、確実な最短ルートを教えてくれて、
混雑を避けて目的地まで行くのに回り道はしないですね。

なので、

IOT(モノのインターネット)の発達が凄い昨今、
カーナビのように
欲しい情報をいつでもどこでも手に入れながら
目的地に連れて行ってくれる、といったことが
当たり前の時代となると、

「急がば回れ」では「ピンと来ない」人も(@_@)
早々に
急がば回れ」は「「死語」!?
となってしまうのでしょうか。

でも、
やっぱり「人生訓」としては奥深いもの

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H30年7月14日のテレビ番組で
あの「天才バカボン」の生みの親

20世紀最強のギャグ漫画家、と言われた伝説の男、
赤塚不二夫のドラマがNHKでやってました。

ウーン((+_+))と気になった赤塚語録はこれです。(*_*;

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「近道は間違う道なのだ」
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「急がば近道だ!」と、ショートカットしがちなアナタ

早合点は「間違う道なのだ」
ということが今回の教訓

「バカボンのパパよりバカなパパ」(NHK)~ では

ドラマでは、不二夫の2番目の妻・眞知子に高価なルビーの指輪
を買ってあげ、安価なそれまでの指輪を川に捨ててしまったのですが、
喜ぶと思っていたら逆にマジ切れして怒り、家を出てしまう、よいうくだり。

眞知子は「世界一のバカの天才を目指す」不二夫が好きなのに、
普通の男になってしまった、と失望してしまうのでした。

それに気づき、古い安い指輪を必死で川で探し、ついに見つけて信頼を回復
します。

そこで今日の耳よりな話、
「近道は間違う道なのだ」
という訳

実は、以前「世界一受けたい授業」に赤塚不二夫の一人娘の
赤塚りえ子(現:フジオプロ社長)氏が語ったことば
☞ 「常識人でないとギャグは生み出せない」 と(*_*;

非常識人の天才と見られていた赤塚不二夫は
実は大変な常識人の心を持っていた
だから、

ギャグでも皆の心をがっちりつかんだ、
ということでしょうか。

「急がば回れ」
とは
「近道は間違う道」だから
ということなのだ 👍