経済のプロが言う「2020年までに無くなる仕事」って、変でしょ!



オックスフォード大学が認定した、今後10年で「消える職業」というのが話題となりました。

人工知能AIの出現で、グーグルカーのように完全自動運転の車が出現すると、あっという間にドライバーは仕事を失う。

これは現実味がありますね。

社会の進歩にも大いに貢献するでしょう。この類いのようにコンピュータ化の更なる進歩によって、人間の失う仕事は非常に多いとし、概ね次のような職業があがっていました。

銀行の融資担当者 電話オペレーター
スポーツの審判 時計・カメラ修理工
不動産ブローカー カジノのディーラー
義歯製作技術者 訪問販売員・露店商人
ネイリスト 電話販売員
簿記会計監査の事務員 税務申告書代行
動物のブリーダー 集金人
給与・福利厚生担当者 ホテルの受付係
検査・測定を行う作業員 データ入力作業員
娯楽施設の案内人 レジ係
★ガッテンしない仕事↑  ★ガッテンする仕事↑ ★果たして?

確かに、全体傾向としては、認める部分もありますが・・・・〈Θ⊥⊗〉¡ 

注意!

でも、これらに従事している人ってそんなに多いですか?

日本ではもう既に減ってしまった職業ばかりが目に付きます。

しかも今や【作業+付加価値(サービス)】の世の中。どんどん進化しています。

♠ホテルの受付が病院の自動受付みたいになって大丈夫ですか。〈Θ⊥Ø〉

どれを見渡しても「付加価値サービス」というワンランク上への流れを予測しているようには、全く見えませんね。

♠例えば「義歯製作技術者」。3Dプリンターによって取って代わられるかもしれない。そりゃそうでしょう。現在のままではですね。

♠では「義歯製作技術者」側がもっと進化したらどうでしょうか? 噛み合わせとか細部の細かい仕様とかをワンランク上手に提案したら・・・?

♠「ネイリスト」もそうでしょう。単なる技術なら機械に置き換わるかもしれません。そのようなニーズも出るでしょう。

♠でも、よりアートな演出であったり、ネイルをすると年寄りも積極的な行動ができるようになる、といった最近の調査結果などにように、ますます裾のが広がり、進化していくとなれば、決して無くなるどころか、ワンランク上のステージに向かう可能性も十分秘めています。

♠銀行の融資って、ATMじゃあありませんよ。事業が長期にわたって継続していくための諸条件を見極めたり、提案したり、今後想定外の景気変動等に対して、創造的な部分はますます重要になってくるかもしれません。

♠スポーツの審判をロボットがすべてやって面白いですか? アミューズメントですよね。審判と一体となって盛り上がるのが面白い、或いはそのように創造的な審判が活躍するなんて想像するだけで楽しいですね。

♠バスが自動運転で運転手不要だとか。普通は法令で安全重視。用は無くても一人は貼り付けとかないと、まさかの事故の時だれが責任を取るのですか?

このように考えると、確かに単純な作業だけでなく単純な思考はAIにとって替わられるでしょうが・・・。

でもそれ以上に、活路が開ける可能性の方が大きいのではないでしょうか?

検証➡ このような視点で日本で2013年にインタビューされた「2020年までに無くなる仕事」を検証してみましょう。

2013年に経済のプロ40人以上が明かす「2020年までに『生き残る会社』『無くなる仕事』(週間現代)」というのがありました。

経済のプロってオカシイですよね。〈Θ⊥⊗〉¡ 

まず「生き残る会社」に東芝を挙げた人が複数いること。本当によく調べたのですか?あとは皆手堅い会社ばかりなので、素人でも同じ答えになるでしょう。

そして、2020年までに無くなる仕事は次のように予想しています。

  消える職業   消える理由  コメント
電車の運転士・車掌  無人運転が可能となる  × (更に未来
レジ係  電子タグとスマホ決済  △
通訳・速記  音声自動通訳システム  △
プログラマー  海外のプログラマーに  ?
新聞配達員  ペーパーレスの進展  ?多少
郵便配達員  ペーパ―レスと宅配に (宅配の方が?)
レンタルビデオ  コンテンツダウンロード  △
ガソリンスタンド  ガソリン需要の縮小  (公共性)
高速道路の料金徴収  ETC設置普及  〇
10 仲卸業者  ネット普及、TPPで不要論  △(Tpp×)
11 小規模・兼業農家  高齢化とTPPで敗者となる  △(Tpp×)
12 大手電力会社  電力自由化で抜本的改革 ?そんなに簡単には
13 太陽光発電事業  中国に敗れる ?蓄電セットで活路
14 参議院議員  議員削減  ×(希望すぎる)
15 専業主婦  財政危機と老後不安拡大 △減るでしょうが・

コメント欄に記したように、 世の中はダイナミックに変化・進化しています。

趨勢だけを数字で追うと、確かに予測のようにも見えます。・・が、・・・

注意!

そのままでは無くなる仕事も、ちょっとしたアイデアやモノの見方の変更などで、新たな付加価値を付けて、進化の方向に発展していけるのではないでしょうか?

まさに

ピンチはチャンス!

ですね。厳しい状況に置かれているとしたら、進化する方向に意識を集中しましょう。 必ずチャンスと幸運が巡ってくるに違いありません。

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