緊急確認!絶対湿度でみた「新コロナウイルス感染注意行動の目安」

東京は今が正念場!

海外の論文から、ウイルスの活性度を温度と湿度で評価する簡単な目安を計算してみましたので、次の表をみてください。あくまで、本ブログの管理人の私的目安ですので、信じるか信じないかは専門家の裏付けはありませんので悪しからず!

*絶対湿度は気温と湿度から計算します

新型コロナに絶対かかりたくないのは誰も同じです。こそで「新型コロナに絶対かからない」そんなうまい話があるなら、お勧めの生活習慣を知りたくありませんか。

 

実は、新型コロナウイルスが旧型コロナとどんな点で違うのか、それを知ることで見えてくるものもあります。専門家の意見も大事ですが先ずはよく新型コロナという相手を知って、自己防衛の生活スタイルを見直すことも大事ですね。

 

では、
今言われているのは「三密」です。
1、密集
2、密閉
3、密接
これは分かりやすいですね。ただ密集した場所にたまたま出くわしたとか、スーパーのレジで密接になってしまった、とかエレベータは密閉だけどいいのだろうか、とか。色々な密の場面に遭遇してしまうことってよくあると思いますので、正直もう少し情報がほしいところではありますが、たちまちはこれで十分カバーしていると思います。

もともと三密とは空海の仏教用語(空海が伝えた秘密の教義「密教」)になぞらえたものらしく、しっくりとイメージできるのも仏教パワーだからこそ。さすが小池さんのキャッチコピー戦略が功を奏したものと感心しました。

 

密教パワーにすがった説得力は確かに大きなインパクトがありますね。もちろん密教

教義の三密と何となくオーバーラップしているようにも見えます。
1、身密(行動)
2、口密(言葉)
3、意密(こころ)

新型コロナ対策の「三密」がキャッチフレーズだとすると、密教の「三密」は具体的行動指針といったところでしょうか。第一、空海の密教というのは超能力を前提にしたものと言われていて門外不出のものですので、教義そのものは一般人にはよく分からないものですが、「三蜜」という言葉そのものに「言霊」としてのパワーが宿っていそうな不思議な力を感じます。

 

疫病退治に天皇の命を受け、薬王寺という厄払いの強力パワーを有する寺を建立した

空海の超能力にあやかって新型コロナ封じをやってのけようとする大いなる意図を感じずにはいられません。ですので、私たちもこの路線にしっかり乗ってどんどん細部を極めていけば、さらに納得感のある「新型コロナウイルスにかからない生活スタイル」が見つかるはずです。

では具体的にどうすればいいのか。その一つは、当然ながら視野を広げ世界に目を向けて情報収集し、そして常識的知見を補足していくことでしょう。そうすることで完成度がアップしていきます。

 

たとえば「被ばく量」という概念。東日本大震災のときに福島の原子炉の被ばく量が問題になりましたね。普通に考えて、放射能もウイルスも、地球は全く無菌状態ではないのですから、浴びると危険というラインが必ずあるはずです。インフルエンザだって同じですね。もちろん抵抗力という防御システムの強弱、つまり個人差はありますが、感染病には一定の感染ラインがあって、ちょっと接触したくらいでは大丈夫と思っても、感染源の人が密度の濃いウイルス量を吐き出すスーパースプレッダーにかかればイチコロというような事実です。

これは感染者の体内でマックスにウイルスが膨らんだ時期(たとえば発熱直後とか)にちょっと息をかけられても、瞬時にうつってしまう、というインフルエンザでも体験しているようなことですね。

個人的な経験でも、以前旧型コロナに感染した知人とよく電車で隣どうしとなり談笑していた時がありました。しつこい咳に悩まされていた彼が、ある日突然「ふー」と息を吹きかけてきました。「何するの!」といったのですが後の祭り。次の日からしばらくしつこい咳に悩まされることになった忌まわしい思い出があります。

 

このように、三密でも隣同士ならリスクは小さいとか、マスクをして小声であれば多

少は防げるといった様な細かいオペレーションというか、想定外の人と人との接触も含めてもっともっと細かい情報を集めておけば心配でなくなりますので、今ある情報を整理することでも、漠然と「三密を避ける」といった感染防止対策よりは、ぐっと信頼度のある感染防止マニュアルが出来上がってくるでしょう。

 

という訳で前置きが長くなりましたが、さっそく耳寄りな情報はないか、情報の定番ともいえる、海外モノからググってみました。

これは、一つの推論としてコロナウイルスが既に以前から某国において研究・開発されていたのではないか、との仮説が正しいと考えますと、今の新コロナウイルスの研究 は海外の方が進んでいるとみたからです。

すると、海外論文ですぐに発見しました。実は旧型コロナの論文ですが、新型はその親戚にあたり、似た特徴として「ウイルスの活性度を温度と湿度で評価」するものでした。

さっそく自分で簡単な目安を計算してみて、計算結果を一表にまとめてみましたので次の表をご覧ください。ここで計算に使用したのは「科学技術計算ツール」です。

あくまで、私的目安ですのでご参考までに。専門家の裏付けはありませんので、悪しからずご了承ください。
専門家の方々もこのようにわかりやすく可視化してほしいところですね。

筆者計算

【この表の見方】                       ↓絶対湿度(1m3中の水蒸気量)

気温10度-湿度20%(晴れ)1.9g/m3 ➡ 危険!
気温15度-湿度30%(晴れ)3.8g/ m3 ➡ 要注意
気温15度-湿度90%(雨)10.2g/ m3 ➡ やや注意

といった具合です。

なお、この論文では「ウイルスの活性度は絶対湿度と相関が強い」という発見を趣旨にしていました。世界の状況を見て、意外と当たっているな!と思います。

例えば、イタリア、フランス、ドイツ、スペインの気温は低く、アメリカも同様、赤道や南半球の国でも感染がある程度は見られるものの、爆発的でないのは、気温が高いためでしょう。日本の夏のように湿度が高くないので、夏でも多少の感染がみられるのでは?と思います。

東京はあと少しで、気温25度以上の比較的感染阻止に有利な状況に近づきます!そしてもう少しで「春、梅雨、夏」と季節の援軍がやってきます。

もちろん、だからといって安心はできません。今や屋内はエアコン付き、ウイルスにとって生息しやすい環境が整っているからです。こんな環境でマスク無しでスーパースプレッダーに接触してしまうと一巻の終わり、ですね。

そう思ってみるとまさに今からが正念場ですね。そこで現時点で得られた諸情報をまとめて整理したら見えてきた貴重な情報を三密に追加してみましたら、それらしく「新型コロナに絶対かかりたくない人にお勧めの生活習慣、その行動の目安」が出来上がりましたのでご参考にしてください。

 

 

行動の目安

もっぱら安全な自宅に引きこもっていられる方は対象外となります。

❶気温が低ければ外出は控える(夜間早朝、特に深夜帯での深酒厳禁)
❷雨の外出はおすすめ。それでもなるべく気温の上がる午後にする。
❸室内はできるだけ加湿、乾燥は避ける。
❹エアコンの整った室内や店舗、オフィスにいるときは、被ばく量が少なくなるようにマスクを必ず着用する。また、大きな声でしゃべらない。消毒をする。
❺諸外国のような、握屋やハグはしない。おじぎを標準とする。
❻子供や若い人からの感染リスクを下げるには、自分がマスク・手洗いをする。
❼酒は危機意識を下げてしまうので一人酒に徹する。
➑カラオケは雨の日の屋外に限る。
➒打ち合わせはWEB、電話、面談はマスクが絶対条件で息がかからない距離。
❿一人食事がおすすめ。二人以上なら黙々と食べる。

以上のところでしょうか。

 

さて、小池知事の「東京は重大局面にある」との緊急会見がありました。不要不急の外出を控えるようとの要請ですが、まさに新コロナウイルスの突破を阻止できるかどうかの瀬戸際です。

 

なかなか新型コロナが手ごわいのは、今や先進国のみならず多くの国で快適空間が当たり前の生活になり、ウイルスの方が優位な場面が多いから。いわば現代社会向けに進化したウイルスだからですが、それは逆に言えば、現代流の戦い方があるということ。

 

今後、さらに色々な論文や記事から精度をたかめ、行動を自制していければ、と思います。我々自身の手で感染拡大を阻止しましょう!